Geniusな日々をご紹介

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MOTOGUZZI LE-MANⅢ(1984)シャーシのペイントをしている間にエンジンを点検整備します。





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フタが開きました。OHVなので簡単。バルブステムシールを使用していないせいか、かなりカーボンが堆積。





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こちらも同様。





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バルブシートは虫食いも無く良好。硬くて良い材質。焼結合金製。





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インテークバルブは内当たりだけど当たり幅も許容範囲、継続使用可能と思われるが、エキゾーストバルブの虫食い(カーボン噛み込みによる)が酷い。

欧州のこの年代は未だ有鉛ガソリンのはずなので、無鉛で走らせた結果と思われる。
四エチル鉛はバルブに対しては潤滑、緩衝、密封作用があった為バルブ&シートには優しかった。
現代は無鉛化に加え希薄燃焼や高出力化で更なる耐摩耗性(高温になるので減り易い)が求められています。

バルブが減るのがバルブリセッション、シートが減るのがバルブシートリセッション。当たり幅が広くなり面圧が下がるのでシールが悪くなり圧縮が落ち、タペットクリアランスが狭まる。昨今は滅多にお目に掛かれ無い。





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撮影用に光明丹で当たりを見る。外当たり、当たり幅過大、虫食いが良く分かる。
一連の極端な内当たり、外当たりは意識的か。そこまで崇高で無い様に思える。





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左気筒エキゾーストのバルブガイドのガタが大きい為、バルブ&ガイドは交換とした。(イタリアの職工のリーマ通しが荒いのか?)
ガイドは純正同様のブロンズ製でオーバーサイズ(外径ですよ、)。バルブは同サイズのステンレス製で無鉛化。シートは研磨のみとする。ステンレスとブロンズの組み合わせは長期放置すると電位差による腐食(電食)により固着の恐れが有るので盆栽バイクには適さない。
シートの研摩でバルブが上方に突き上げるので研摩代(けんましろ)の分だけバルブスプリングは伸びた状態になります。このままではサージング回転数(バルブが慣性によりカムを追従しなくなる所謂オーバーレブ回転数)が低くなるのでバルブスプリングの下にシムを入れスプリングのセット長を揃える事とした。




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この車輌の金属加工は荒く、砂型?鋳肌ザラザラのボートに分厚いシートリングがゴンッってはみ出してる。手間が掛かるので嫌だったが綺麗に取った。




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INマニとINポートの段差も大きくガソリンが溜まる程。段付ボルトでマニの取り付けに自由度は無い。
スロットルOFF→ONで濃いガスが入るところを想像すると気持ちが悪いので当初最小限で段差を取ったがRがきつく仕上げの差がより一層気持ちが悪いので結局全て仕上げざるを得なかった。高出力化という意味でのチューニングの形状にはしていない。(必ず「チカラ」は出る筈ですが。)

その筋の店であればさぞかし高くついたであろう。

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今日はKing of Rock'nRoll, エルビス・プレスリーが愛した母の味、Peanut Butter Sandwichを紹介するよ。





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作り方は8枚切りの食パン2枚にピーナツバターを塗り、良く熟したバナナを潰して挟む。
エルヴィスの自宅、グレースランドのメイドの書いたレシピ本によると、ピーナツバターはチャンクでは無く、スムースを使うらしい。
正しい情報が無かった頃、幾度かこのメニューにチャレンジしたがその都度出来は酷く、「所詮私の髪は黒く”おにぎり”が相応か、、」と思い知らされたものである。





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両面をバターでソテーする。




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完成。写真はベーコン入りバージョン。メープルシロップをかけて召し上がれ。
旧き予期時代のアメリカの母の味であるが、ウチではイカれた親父の味で定着。





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食材を揃えて自ら調理せずとも此処、新横浜KING CREOLE & ELVIS CAFE。
グレースランドのレシピを忠実に再現したメニューが堪能出来る。
ジュエリーや洋服他、50’sファッションアイテム多数有り。(Lightningに良く出てるよ)
ファンならずとも是非行かれたし。





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ハイカロリーも何のその!
食べれば貴方もエルヴィスだ!!
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昨今のバイクは軽量化がキツイのでクラッシュに弱い。
エンジンを例に取るとシリンダーヘッドの(サイド)カムチェーントンネル辺り2mm程の厚さしか無く拳のパンチで凹む程。性能はマーケットの要求だから致し方ないが、ならばアフターマーケットパーツで補強となる。これはクレバーウルフ製エンジン2次カバー。カーボン製で厚さ3mm位は有る。信越RTVゴムによる接着(硬化後も弾性が有る)でぴったりフィットしてるから剛性高し。写真はジェネレーターカバーで内部はステーターコイル、フライホイール等の発電系。過度に強打するとクランクシャフトにダメージが及ぶ。





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右サイド前側がメーカー呼称「オイルポンプカバー」。中にオイルポンプは無く、点火時期を決めるパルサーローターとピックアップコイル、カムチェーンスプロケットが有り、ここもクランク直結。後はクラッチカバーで下部のワイヤーで引いているのがクラッチレリーズカム。倒すと接地します。
この製品、ケースカバーと共締めしないのでクランクケースにダメージが及ぶ率が少ないと思われ、市場に出ている製品の中ではイイ線いってます。
生還?率は上がるでしょうね、。



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XVS1100車検です。この社外マフラーはかなりの音量。

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最高出力回転数が5000回転以上の車輌は最高出力回転数の50%の回転からアクセルを戻し、回転が落ちきるまでを計測致します。近接排気騒音規制値は車輌の製造年月日により、平成10年規制適用車(以前も含む)は99dB。13年規制以降は94dB。旧い物は旧い規制値ということです。




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13年規制ではNG。抜けの良さだけで無く燃調が薄い為、アクセルを戻した際のアフターファイヤも拾っている様。





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装着されていたバッフル。消音材が滅失。

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グラスウール巻き直し、、





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まだ駄目。




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パンチングパイプの内径を絞って、、

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燃調を濃く、、、(現車排ガス規制値 CО4.5%、HC2000PPM 。規制値内でも2000ppm近いのは逝って良し。)





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やっと入った。
毎回苦労してるんだよ。本番は2回の計測平均値。2dB以上の差は再計測。
納車後元に戻したくなる様では元も子も無いので音を絞っても調子を出す様にするが、明らかに容量が足りない物や性能(機能)を無視した物も多く、そういった製品は音量を下げると決まって調子が悪い。

改造はルックスやサウンドに加えてある種のセンスが必要。そばに居た子供が耳を塞ぐ様じゃね、、。

昨今の小排気量車の樹脂製スロットルホルダーは締付力で回り止め出来ないのでボディより生える「足」がハンドルバーの「穴」に刺さる形でストッパーとなっている。
破損例が多く、スロットルを捻る度にホルダも動いて不愉快極まり無い。パーツ単位ではアッセンブリー交換になってしまうので修理方法を考えてみた。




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折れ方によって方法は異なるがこれは横折れ。ハンドルバーより折損部分を回収して接着後下穴を開けて極細のタッピングスクリューで固定。材の厚さが有る所なので、可能な限り長い物を使えば実用に耐える強度が出ます。少し難いゾ。




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縦割れ。




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裏。
ABSだからプラリペア、エポキシ系接着剤等が良いかと。
サンデーメカなら駄目元、挑戦。 部品の御用は当社迄、、。

XVS1100エキパイに異物が焼き付いています。化繊の衣類、や車体カバー等かと思われます。




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先ずは加熱。
ガストーチを使ってますが、始動して空吹かしでも良いので付着物が柔らかくなるまで(焼けてガスが出るくらい)加熱します。高温にしすぎるとエキパイが青~黒く変色するので注意深く。


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ヘラ状の物でこそぎ取る。ヘラは金属製だとエキパイに傷が残るので使用しない。真鍮ブラシ、スコッチブライト等も駄目。スクラッチが入ります。
スチールに対して思いっきり硬度差の有る物でしばらくの間熱に耐えなければならないので木、竹等が良い。
色々試しましたが私は今のところ割り箸を使ってます。先から焦げて滅失していきますが与えるダメージが最小で済みます。




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付着物が柔らかい間にコンパウンドがけ。金属用比較的荒め、高森コーキ製バイクさびとりつや之助を使用。ジュウジュウ煙が出て凄く熱いので火傷注意。




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完了。コンパウンドで取れないところはしつこく擦らずに(跡になる)再加熱、木ヘラ、コンパウンドと繰り返す。
焼き付いて放っておくと炭化して除去困難になります。思うよりも事態は深刻なのでお早めに。
めんどくさいけど車体カバーは冷えてから。乗る時は革パン又はデニムを履くのが良し。
カッコいいしね。




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V-MAX1700、転倒によるサイドカバーとサイレンサーエンドキャップの破損です。
大変な高額車ですがやってしまいましたね。板金ネタが続きますが今回これをまな板に乗せます。




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サンディング後。




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アルゴンで肉盛り。



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裏から叩いた後、耐熱性の有るパテ盛り→サンディング。




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荒削り。ほぼ形は出てます。




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二度目のパテ付け、サンディングで巣穴を埋め、成型。プライマーサフェーサー塗装後の図。
こちらはしばらくお休み。




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成型終わり。




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クリアー塗装を剥離中。美しいヘアライン仕上げのアルミ地を極力生かす為、リムーバーを塗布後ラッピングして過熱。ヘラ等で擦る事無く、「ズルッ」と剥く。





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修復箇所周辺を#1000位迄研いでポリッシュ後、ヘアラインを入れます。
これで綺麗に馴染みました。




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水研後、サイドカバーの前端と同時にシルバーをペイント。
指触乾燥後フラットクリアーでフィニッシュ。マット仕上げ。




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こちらはクリアー仕上げ。前端淵は塗装前にポリッシュして元の質感としています。
溶接部分との素材の差でうっすら修復跡が観察出来ます。
塗り肌、光沢、硬度、耐薬品性全て元より良し。自身でやる方居ないと思いますが、アルミ素地にペイントする際に表面の酸化安定と塗料との密着性向上の為にエッチングプライマー(ウォッシュプライマー)を使用する事をお勧めします。無色透明の物を探しましょう。(鉄道模型屋さんに有るかな)
エクステリアの仕事は疲れますね。




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