Geniusな日々をご紹介

2012/101234567891011121314151617181920212223242526272829302012/12

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
今日は流行の兆しのアフターマーケットパーツ、背圧コントロールバルブだよ。始まりはじまりー。

P1030327.jpg





先ずはクランクケース内のガスのフローと圧力を考える。ブローバイ
ピストンが下降するとクランクケースの容積は狭くなり上昇すると広くなる。ケース内には空気が有るのでいづれの行程もピストン運動には抵抗になる。ケース内は正圧-負圧を繰り返していて平均的に見れば+-=0に見えるがそうでは無い、燃焼圧力で高圧のガス(ブローバイガス)がピストン脇を吹き抜けているのでおおむね「正圧」が正しい。ならば背圧を下げれば下降行程に限るが抵抗は減る。そこでブリーザーホース途中にワンウェイバルブを設けて上昇工程で吸入しない様にする製品が市場に出て来ているのだ。(MOTOGPマシンに到っては電動ポンプで強制的にクランクケース内の空気を吸い出しているそうな。)4輪の世界ではかなり前から排ガス浄化や省燃費の目的で背圧は積極的に利用されております。古いモトグッチVツインもチェックボールを使ったワンウェイが入っていたり、特に新しい考え方では無いのですよ。

装着後は、チューニングによりかなりの高圧縮で硬質な振動が出ていたのが振動が減ってマイルドに。角が取れた感じ。加えて軽量ウェイトローラーよる過度のエンジンブレーキがまるで2ストロークの様に影を潜め、スロットルオフで後ろに引っ張られる感じは無くなりました。私が見る限りこの個体とのマッチングは良好です。(これは面白い。)

ケース内の容積変動が大きいビッグシングルや不等間爆発のツイン、マルチ等には前出の効果が高いと思われますが、コミューターに装着して燃費を稼ぐのも良い使い方だと思います。SS等にはエンジンブレーキの弱さで好みの分かれるところかも知れません。ケース内の圧力が下がるのですからオイルも漏れ難くなる筈です。MOTOGPマシンの様にアクティブに吸い出せればエンジンオイルの寿命が延びるのに、、何とかなりませんかね。





良く観察すると装着前は糸が吸い込まれているのが判ります。

内部を分解すると3枚のリードバルブと3本の通路が有り、リードの厚さ(硬さ)、通路の径でエンジンブレーキを意図的にコントロールしているフシがあります。
まゆつば、子供騙しのアフターマーケット市場に在っては面白い製品だと思います。
*興味の有る方は聞いて下さいな。


スポンサーサイト

誰の目にも?明らかにステアリングの異常。
ステアリングは常にフリーでなければ。拠って分解。



P1030429.jpg
取り外したボールとレース。




P1030430.jpg
ボールをアッパー&ロアーレースで挟み込んでベアリングとなりステアリングヘッドパイプ上下に二組使用されています。この下側ベアリングはアッパーがステアリングヘッドパイプ下(フレーム)、ロアーはステアリングシャフト(アンダーブラケット)にそれぞれ圧入されています。ここにどんな力が掛かるか想像してみてね。




P1030433.jpg P1030431.jpg
強烈な圧痕。前出動画はここにボールが落ちるところです。決まって直進付近なのはバイクは操舵中にハードブレーキングしないからです。周方向に深いグルーブが見られる事からステアリングステムナットの締付が適切に管理されていなかった事が伺える。(締付過多)




P1030434.jpg
180度反対側。圧痕は比較的軽微。応力的にウイリーやジャンプ等からの着地はこちら側が凹むだろうか? 




P1030438.jpg
相手方(アッパー)。やはり偏った圧痕。

実際、ステアリングに問題の有る車両が非常に多く、特にユーザー車検車や250cc以下は識者の目に触れない為野放し状態。これ位ロックすれば車検も通らないですけどね、それまでは異常に気付かずに乗っている訳です。
症状としてはリーンさせた時に舵角が付くのが遅れる為必要以上にバイクが寝てしまい(セルフステアの妨げ)寝てる割にはなかなか向きが変わりません。かなり速度を上げないと直進性が強まらないので渋滞等の低速時は不安定で神経を使います。

いいとこ5年5万キロ。手入れと使い方次第で半分以下だって充分ある。髪の毛一本の傷でも駄目、飴色に変色していたら交換です。発症してる車のタイヤは大概フロント三角、リアまったいらなのでベアリングと同時にタイヤも替えないと設計どうりのハンドリングには戻りません。

最近下手になったかな、

等と感じたら要注意なのだ。そもそも定期的に点検が義務付けられている部位でもある。バイク乗りの自負の有る方なら僅かな兆候も見逃してはいけない。
寒い日が続いて大分冬らしくなって来ましたね。今日はオイルの話。


ラテアートみたいだけどエンジンオイル、廃油です。黒い成分はカーボン、白く濁らせているのは水。
いづれも燃焼生成物でピストン下に吹き抜けたもの。入れた時と量が変わらないのはオイルが燃焼して目減りが有る為です。使用条件により減りも増えもします。このケースはかなり白濁していますので乳化と称します。




P1020731.jpg

P1020776.jpg

P1020775_20121106204031.jpg
当然悪い事は起こる。金属は水が嫌い。




P1020747.jpg
クラッチカバー内側。オイルに含まれた水分が許容を超えた為出来たムース。オイルの種により生成量に差がある。
エンジン内部で比較的温度が低い所に多く見受け、オイルや灯油では余り溶けず、おしなべてガソリン、洗剤等にはぼちぼち解ける。




f30672208.jpg
エアクリーナボックス、クランクケースのブリーザーの行き着くところ。

傾向的にはチョイ乗り、アイドリングが長い、運転が穏やかといった使用に多く、油温(水温じゃないよ)が上がらずに、ピストンの熱膨張も僅かで動的なクリアランスが広いという事。吹き抜け多し、蒸発せず。オーナーはオイル点検窓やフィラー周辺の乳化を時々観察すべし。油温計が有ればなお良し。60度から出来れば80度位まで上がるのが理想です。短期間で沢山走る人、元気の良い?走りの人のオイルは汚れが少ない。

今日の排ガス対策車は理論空燃比近くで燃やす条件が多い(アイドル、パーシャル等)ので信じられない位水が出るが、通常であれば大部分排気されてしまう。(寒い日の朝一発、マフラーの湯気が解りやすい。)

SS等200馬力弱の発生カロリーを処理出来る様な造り故冬は熱量不足になりがちです。大型犬の散歩は大変なのだ。
気温の低い冬場は空気の密度が高いのでエンジンのパワーが上がるんだ。走らないのは勿体無いよ。
 / Template by パソコン 初心者ガイド

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。