Geniusな日々をご紹介

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幼少の頃より私の中のバイクのイメージは何といっても光る大きな2つの輪。車輪で御座います。
今日はそのホイルのスポークの組み方を御紹介します。はじまりはじまりー。


1978’GT80 ミニトレです。

スポークは錆が出ていたら交換。いいトコ5年5万K。ホイルベアリングと同時が吉。
ドラムやスポーク穴が磨耗していたらハブも交換。




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折れたのであろうか数本だけ交換されていたスポークであるが、見事に誤組。




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1輪の中に首の曲がりと長さで複数種類のスポークが存在します。
現車種に関し2種類。曲がり大8本、少8本、左右で8X4=32穴のホイルで御座います。
現代の市販車は殆どが36穴。昔は40穴なんかも在りました。(←これはとてもエレガントな外観です。)




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先ずバラしたらスポークの座る穴を徹底的に清掃しシリコン系の潤滑剤を入れておきます。。異物を噛んだりこの部分の摩擦大きかったりするとスポークの座りが悪く後々の振れ精度の悪化が早くなります。




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リム側も同様ニップル穴の清掃、潤滑を行います。
スポークがボルト、ニップルがナットになっていて長さと張力の釣り合いで正確な回転を得ているのです。
プレハブ建築の外壁に対角線に長~いボルトとターンバックルで補強が入ってるアレと原理は同じです。




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先が長いので張ってきますよー。この車種は交互に内がけ、外がけですので曲がり小を外から中へ16本。




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リムの穴は同一線上なので4コ飛びに組んでニップルを付けます。
穴のスポーク座面にはそれぞれの角度が加工されています。




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内から外へ曲がり大を両側組んだ図。

*先に外掛け組んじゃったらさ、、解るよね。内が先なの。




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振れ取り台にセットしたら左右交互4本飛びで締めていきます。理論上全て同じ長さにすると「円」になります。
張力が低いうちは締付に要する力が皆同様ですが、リムは圧延したレールを巻いて溶接した物で真円度は低いですから張って丸くする、上下左右に振れない様にするもので、徐々に手ごたえに差が出ます。(使用過程のものは尚ハードルが上る)スポーク用トルクレンチなんぞ熟練工の足元にも及びませんよ。




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作業の途中1、2度程台から外し、木片にハブ左右の中心を打ち付けてニップルとスポークを底まで座らせてやります。綺麗に回っていたホイルがまたヨレヨレになるので教えてあげた「ヤング」が毎度驚く場面です。組み合わせ部分の小さな摩擦達が悪さをしているので追い出すのだ。




IMG_1550.jpg
完成。
左右2種類4本のスポーク1組でキャストホイルのスポーク1本と捉える事が出来ると思います。
柔らかいのでアルミリムの方が難しく、加えてリム幅が細く径が大きくなる程難しくなります。

左右のオフセットを引き方で非対称に寸法を出す「オチョコ組み」や

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こーんなデザインされた物まであって、スポーク組みはスキルの高さを要求されるテクニカルな、バイク屋の象徴的な作業ではないかな。(とっても少なくなったけどね。)(今となっては自社でやらない店が多いんだよ。)

作業者AとB、納車時は同様の触れ精度でも1年後、1万K後で大きく差が出るアナログな作業です。

機構としてはホイル単体で若干のショック吸収性を持つ等メリットも多く、今後もっと見直されてもいいかも知れません。

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とても書ききれないので掻い摘んで御紹介しましたが、もっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら履歴書持参で当社迄お越し下さい。

御本人の努力次第ですが、数年で「モノ」にして差し上げます。

Saya mesti pulang sekarang.

Jumpa lagi.    by Genius.
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