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試乗車紹介_その2

Geniusな日々をご紹介

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増税前のラッシュで重量減+出力減、でもパワー/ウェイト・レシオ一定のGeniusです。

某営業さんから4/5日、6日開催のプレスト試乗キャラバンの試乗車のインプレを依頼されました。
雑誌を見れば書いてある様な事は皆様お腹一杯だと思われますので私自身、プルプルウォブル気味ですが、Geekに書いてみましょう。

書き出しコピペで第二弾。

XT1200ZSuper Ténéréで御座います。

photo_01_20140402234039860.jpg
先ずはエンジン。水冷4バルブDOHC並列2気筒1199CCであります。
言わずと知れた270°クランク採用ですが、ここでおさらいしておきます。

従来並列2気筒と申しますと左右のピストンが等しく動く360°と等間隔で互い違いに動く180°クランクの2種でした。
4ストロークエンジンは720°で1回(クランク2回転)燃焼ですから360°は等間隔で燃焼が得られ低回転から力がモリモリです。しかし、カウンターバランスがシングルそのものなので慣性が釣り合わず、物理的にバランサーを用いなければ高回転は回りません。180°は慣性重量が全方向常に釣り合っているので高回転が得意ですが、燃焼は720°に一回なので極端な不等間でしか燃焼圧力が得られませんので高い慣性力が得られない低回転域は苦手です。

慣性的に釣り合っていてもう少し燃焼間隔近いの無いかって探すと「90°V型があるじゃん」と、2ストローク・パラレルツインのYAMAHAの人が思う訳です。「伊の某社の代名詞ですし前輪の分布加重増やすのに前方にエンジン積むと「タイヤにエンジン当たっちゃうじゃん」で、フロントのシリンダーを90°捻って無理やり並列にしましたとさ。
結果クランクも90°ネジレて270°パラツインの出来上がりです。(本当かよ。)

話が飛びますが、オフロードのマディ(田植え状態)から抜け出す際パワーを掛けるといとも簡単にホイルは空転しますが、アクセルを戻して回転が下がる際にスルスルっとバイクが前に進む領域が有ります。

巷で飛び交う「トラクション」と言うワードですが、牽引力の事でタイヤに掛かっている質量と路面のμ、駆動力が釣り合った分だけ推進力になる綱引きみたいなものです。

燃焼の谷間の慣性で回っている区間がソフトに路面を捉える為のダンパーの役目をします。
(☆270°☆ 450° ☆270°☆ 450° の450°のトコね。)
だから過去、パリ→ダカールラリーで勝っちゃいました。
MTシリーズでは有りませんが、クロス・プレーン思想の車です。

元々レシプロ・エンジンは等速回転では有りませんね。(シリンダー中間点でピストンスピードは最速になり、上死点&下死点でゼロになりますから。燃焼している時と吸気している時も厳密に言えば同じではない筈です)
そこに独特のビートが上書きされていて、それはヒトの感性に良くなじむようで心地良く感じます。
だからクルーズも退屈しないと思いますよ。

理論上の一次振動が出ないと言っても98mmもあるピストンを並列にレイアウトした為、クランクは横に長く真上から見るとエンジンが「イヤイヤ」してるみたいなクランクの中間を中心にした偶力、2次振動が出ますので小さなカウンター・ウェイトを2軸に配して相殺しています。これはクルージングが快適になるだけでは無く、エンジンがリジット・マウント出来るので走行安定性の向上、フレームの簡素化に寄与します。

アップデートした現車は国内ではお披露目前なので何ともですが、MAJESTEY-S、FJR、MT09とここのところのYAMAHAは吹っ切れてる感が有り出力特性の最終的な味付けがどれも元気で快活である。
そもそもD-MODE搭載の時点で特性を選択するのはオーナーですからね。(開けすぎて転ぼうがフロントが上って捲くれようが始動直後はSTDです、選んだのは貴方ですと、、。)
今回もより思い切ったキャラクター分けがなされていると思われる。(ECUのプログラムによるもの)

オートデコンプ装備だからバッテリーは小さい。(小型軽量で好い事)

ヨーロッパの山岳路を想定しているので冬場のオーバークールは皆無。
(故に夏場の渋滞路は気を使ってあげて欲しいな。)

愛車を決める際ライダー諸氏は車高を気にされるが、同じ位乗車時の姿勢に気を使って頂きたい。
こいつは上体の起きた姿勢でシート~ステップ間の距離が充分有り膝が伸びるので体重が適度に分散されて長時間のライディングに非常に具合が良い。
1540mmのロング・ホイルベースの生み出す周期の長い車体の振動特性とソフトな長いホイール・トラベルは長距離の友。

「船」みたいだよ。

同クラス競合B社、T社はグロテスク。YAMAHAらしい清々しく適度に「ヤング」なエクステリアは我好感。

2タテで疲れたので理屈のトコの図解は後で、、。

(一生懸命書いたから前の記事も掘ってね。)by Genius.
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