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試乗車紹介_その3

Geniusな日々をご紹介

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増税前のラッシュで重量減+出力減、でもパワー/ウェイト・レシオ一定のGeniusです。

某営業さんから4/5日、6日開催のプレスト試乗キャラバンの試乗車のインプレを依頼されました。
雑誌を見れば書いてある様な事は皆様お腹一杯だと思われますので私自身、ガタガタチャタリング気味ですが、Geekに書いてみましょう。

書き出しコピペの第三弾。

T-MAX530。

photo_02.jpg
2000年より生産されているレジェンドとなりつつあるDOHC4バルブ並列2気筒はシリンダーが水平に寝かされたスーパーカブの親分みたいな外観。
クランクは360°でその180°対極(クランクケース内)に2気筒分の往復運動部分と等質量の往復型カウンターバランサー装備でパーフェクトバランスなので360°なのに高回転まで伸びやかに回ります。

発売以来殆ど変更の無かったエンジンが2012年に現在の530CCになりました。
これは最新の排ガス規制にマッチさせた為です。

先ず500と比較してバルブの作用角が約20°程狭くオーバーラップは9°減。リフト量も減。
これは吸排気バルブが共に開いている時間を短くして吸入した新気が流れ出てしまう(未燃焼ガス、HC)量を減らしています。カム・プロフィールは「どんぐり」から「トンガリ」になった筈です。

吸排気出来る総量が減ってこのままでは出力が低下しますので、まずポンプであるシリンダーの物理的限界までボア径を拡大(+2mm)、吸気バルブを1mm拡大(X2)、吸気ポート径2.8mm拡大、スロットルボディ口径3mm拡大と総合的にチューニングして従来以上のエアフローを確保しています。
結果環境に対応しながら従来よりも高い馬力ををより低い回転で出力する「お釣り」を受け取っています。
この時点で従来とは別物です。

この豊かになった低~中回転域が530の最大の魅力と言えます。
(筋肉質な外観は車両の質を良く表現していますね。)

*旧型のカムの方が高出力向きなので530に4B5のを組んでやると面白いと思います。(無論ポン組みだけじゃ駄目だよ)

..............................................

最終減速がオイルバスのチェーンからオープンのベルト駆動に変更され、重いケースが無くなったのでバネ下重量軽減と併せて乗り心地が上質になりました。ベルトは適度に伸縮するので駆動系のダンパー的な役割をする。
アメリカンモデルに採用例が多いのだけど、ビッグツイン等の荒い回り方を和らげて伝える効果が有り私好みです。
構造が見たい方はコチラ↓
http://heatspot.blog112.fc2.com/blog-entry-75.html
http://heatspot.blog112.fc2.com/blog-entry-76.html
http://heatspot.blog112.fc2.com/?no=116
後部が軽くなったので重量配分も改善、ほぼスポーツバイク並み。

カウルに隠れて同じ様に見えるがスクーターのフロント・フォークはアンダー・ブラケット止まりでフレームのヘッドパイプに刺さっているステアリング・シャフトだけで荷重を支えますが、T-MAXはモーターサイクルの標準的な、フォークがアッパーブ・ラケットまで貫通する構造です。

と言うよりか、これオートマチック+フロアステップのスポーツバイクだよね。

前途エンジンデザインのせいで少々無機質な感(敢えて言うなら抑揚の少ない)も無くはないが、
エキサイティングをお求めの方は当社T-MAX530R2をどうぞー。
普通に売るにはヤリ過ぎだから。これは。


3タテでそろそろ限界ですね。

Ignition-off... by Genius.
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