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WR250R_始動不能2

Geniusな日々をご紹介

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燃焼室に水が入ったWR250R修理編。


バルブシート研摩作業。




P1020553.jpg
バルブシートは通常バルブとの接触面45度を挟んで15度、60度(若しくは70度)付近の角度の三面から成る。腐食により当たり面に凹凸が生じ圧縮が逃げてしまうので45度面を切削により平滑にします。




P1020400.jpg
45度面を切削すると当然バルブとの当り幅が広くなる。バルブはバルブスプリングでシートに押し付けられて圧縮を保つので当り幅が増せば面圧が減る&排気側に於いてはカーボンを咬み易いので圧縮には不利。逆にバルブの放熱には有利(バルブフェイスが減り難い)となる。
また、当り位置が外周寄りの方が混合気の流入に有利な事が多いのですが、当り幅は運転に伴う摩耗により外側へ広がっていくので何でも外当りという訳には行きません。
以上を踏まえて当り幅の調整をする必要が有る為、35度、60度面を切削して任意の幅、位置に追い込んでやるのです。最終的な仕上がり幅は0.9~1.1mm(限度値1.6mm)。今回は0.9mmで統一。




P1020406.jpg
シート修正後、コンパウンドを付けてバルブとシートの擦り合せをします。現物同士で最終的にフィットさせる訳です。インテークはチタン製なので擦り合せ出来ません。(表面処理が剥がれた状態で使用すると激しい電食を起こします。)必要な場合は新品バルブで擦り合せ→廃棄→別の新品バルブを組む様にします。高額になるのでこのあたりは御予算次第。
一連の作業により全てのバルブが奥に引っ込んだ事になるので燃焼室容量が増え、理論上の圧縮比は僅かに下がります。(多気筒ですと当初より意識して作業する必要が有ります。)

                  今回も文面大分クドイですね。
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